毛筆の書道作品やペン字のお稽古の題材に「奥の細道」を選ぶ方もおられます。
国立国会図書館の資料を検索していて、ふと目に留まった「奥の細道」を紹介します。
与謝蕪村筆 「奥之細道」上下巻のうち上巻
逸翁美術館蔵 蕪村筆奥の細道 ↓
学校教材では、「奥之細道」「奥の細道」ではなく、松尾芭蕉死後に出版された「おくのほそ道」で表記されています。
私は、日々、古典ばかりに耳を傾けているせいか、書作品として蕪村の評価を耳にしたことがない。
しかし、なんだか、ほんわり、あたたかくなる線の魅力を感じますね。
現物を見たくなりませんか?
美術館や展覧会に足を運ぶ人は、減少傾向にあると聞きますが、ネットでみているより、ずっと感動するものです。地理的なこともあるでしょうが、見たいものが見つかれば、足を運んでみてはいかがでしょうか。