日本の義務教育では、小学一年生から、字を習います。
近年、多くの幼稚園や保育園で字を習うので、小学一年生の多くは、すでにひらがな、カタカナの読み書きができるように思います。
きょうほ書院に通っている園児には、今から字を覚える段階で美しく書けるようにお稽古を開始する園児も在籍しています。
先日、体験に来られた園児の中で、わが子は
「字を覚えられない」
とお悩みを持っておられる保護者の方がおられました。
最近は、読み書きのタイミングが低年齢化し、心配に思われる保護者の方が増えているように感じますが、多くの場合、園児は、興味を抱けば、あっという間に字を覚えてしまいます。
初めから、美しい文字で覚えると、早く美しい文字が頭に定着するようです。
日本は、世界一の識字率を有しています。それゆえ、字の読み書きに対して熱心であるあまり、心配される方も多いかもしれません。
字を教えるには、気持ちを長く持って、何度も、一緒に読んだり書いたりすれば、ほとんどのケースでは、マスターできるのではないでしょうか。
小さなお子様にとって、字を読めるようになることで世界が広がります。
多くの子供たちが、字を読み、字を書く楽しさを感じられるといいですね。