数カ月前のことです。
受講中の小学生からクレームがあった。
小学生に対しては、「きびしすぎるかな」っと、思いながらも、きびしく接していると
「なんで、ボクばっかり・・・」と何度も繰り返し腑に落ちない様子の小学生。
何度も聞いてお稽古にならないと感じたある日、
ついに、おうちの人の希望を彼に伝えた。
「おうちの人から、きびしくしてーって、聞いているからね。」
「それだけおうちの人の愛情が深く、期待が大きいってことよ。」
彼は、正しいことを言った。
「なんで、大人の意見ばかり聞いて、子供の意見を聞いてくれないんですか?」
確かに!
では、子供の意見は、何ですか?
「やさしくして欲しい。」
やっぱり・・・
もう一度、子供の意見を聞いた。
「おうちの人は、先生にきびしくして欲しいと言って、その子供は、やさしくして欲しいと言ったら、先生は、どうしたらいいと思いますか?」
しばらく、考えて
「ボクが上手くなればいいってことやろー」
すばらしい!!!
あれから、数カ月、上達の芽がグングンと伸びています。
解決しました。(ほっ)