一般実用書

年賀はがき

一般
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師走に入り何かと気ぜわしくなってきました。

今年も、年賀はがきを書いておられる方がいらっしゃると思います。
最近は、年賀はがきを出さないという方も増えてきました。
私自身も、2000年を気に多くを年賀メールにしましたが、時期が早すぎたのでしょう。結局、枚数は、減りましたが年賀はがきを出しています。

手書きから、PCで編集するようになり、昨年からは、とうとう、宛名をプリントするようになりました。

先日のお稽古で、八十代の方が、印刷された年賀はがきをみて、
「いよいよ、私たちの出る幕はないと言われているような気がする」
と、おっしゃっていました。

時代とともに、実用面での手書きが減っているのは、確かです。
そして、これから、もっと、実用面での手書きは、減るだろうと思います。しかし、他方で、手書きされた文字のぬくもりを知っている方々は、これまで以上に手書きにこだわる方が増えるだろうと思います。

そして、書道という枠組みでみた場合、作品や芸術、精神面で書道は求められ続けるのだろうと思います。

子供たちにとっては、識字教育の一環と同時に芸術や精神面への期待が大きいと感じています。

十年後、どうなっているでしょう。
今から、楽しみですね。