「自炊」というと、食事をつくることだと思う方の方が多いのではないだろうか・・・
最近は、「自炊」という言葉にもうひとつの意味があります。書籍などをスキャナーでPDFなどのデーターにする工程を自分で行うことを「自炊」というようです。
オフィスにいると、毎日、ごみを作っている私(笑)つまり、半紙など書道紙に練習をすると沢山の反故紙(書き損じなど練習した紙類)が出来上がります。一部は、しばらく、保管しますが、手本や作品にしないものは、処分します。
それでも、大量の紙をオフィスで保管せざるを得ないので、どうしても収納スペースと格闘することになるのです。
そこで、思い切って、「自炊」を始めました。
バイトさんにも手伝ってもらったので、自炊と言いきっていいのか、疑問だけど・・・。
まずは、書道専門雑誌、書道の作品図録、書道関連新聞類を自炊。
画像に写っているのは、雪心誌、新書鑑誌。
ここで「もったいないおばけ」が出てこないように、心に鬼を宿しながらの作業開始。
まずは、背表紙のカット
厚い本は、一度にカットできないので、あらかじめ適当な厚みにカッターを入れます。背表紙をカットするのは、オートスキャン(自動読み込み)する為です。
大量のごみとほこり。
作業しながら、スキャナーでどんどん読み取ります。
ここまでは、一見大変ですが、読み取ったデーターチェックの方が、実は、大変だった・・・。
先週末で、約70冊データ化終了。作業時間約10時間。
背表紙をカットしたけれど、スキャナー読み取り待機の本類がダンボールが2箱。
ペーパーレスを目指しつつ、毎日反故紙を作っている矛盾を抱えつつ、「師走の気ぜわしい時期に何やってんだ」って、過ぎた時間に愕然とした週末でした。