最近は、聞かなくなったが、「やる気スイッチどこにあるんだろう」CMで流れていた。
ちょうど、そのころ、やる気を感じられない受講生のことが気にかかっていた。それから、数年後、その受講生は、「やる気スイッチ、一緒にさがしてくれてありがとうございました。」と、一言いい残して、卒業した。
子供たちのやる気スイッチは、思いもよらない場面で見つかることもある。
今、受講生は、展覧会の作品を一所懸命に書いている。
やる気がないふりをして、上手く書けないことをごまかす受講生もいれば、やる気マンマンで「朝から、ずっと今日どう書くか考えてきたよ~」と、元気に教室にやってくる受講生もいる。
今年は、去年全く展覧会に関心を寄せず、参加するのみとばかりに静観していた受講のやる気スイッチが入っている。
あるご家庭で、去年表具した作品をリビングに飾っているそうだ。
「今年は、これより、上手くなったのを見せてもらえるのかな~」と、ビールを飲みながら、お父さんに言われてるから、頑張らないといけないと、プレッシャーを背負って、頑張っている受講生。
展覧会ごとに、毎年、全員の成長を感じられる私は、本当に幸せ者です。
「みんなが頑張ってあげてるんやでー」
と、小学生の声が聞こえてきそうです。