つれづれなるままに子供書道書道道具について

墨でよごれた手をふくために~おばあちゃんの知恵袋

つれづれなるままに
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運営している書道教室の受講中の小学生が、とても便利なタオルを持ってきていたので、写真をとらせて頂きました。

小学生のおばあさまが考えられたそうです。

単純なようで、私は、全く思い浮かばなかった。

黒いタオルを水につけ固くしぼり、ビニール袋に入れてあります。
それだけのことなのに、長い書道経験の中で、はじめて、目にしました。

小さなお子様は、手に墨がついたと、手を洗っていては、お稽古が先に進みません。
特に最近の小学生は、手に墨がつくことに対して、神経質です。これは、手洗いうがい教育のたまものですが、
「墨は、大丈夫だよ」
と、いくら言っても、手を洗いたい衝動を抑えることができません。

また、持参した、タオルやハンカチで洗った手をふくと、墨がまだ残っていることも多く、すぐに、タオルやハンカチが墨で汚れてしまいます。

 

 

あらかじめ、タオルを水にぬらして、持参することで、その都度、拭き取ればいいので、小学生にとっても、書道便利グッズですね。

お稽古の前に、準備出来る年齢になるまでは、少々手間に感じる方もおられるかもしれませんが、ウェットティッシュでふき取るよりも、タオルには、厚みがあるので、簡単にふき取れるように思います。

おばあちゃんの愛情から、産まれたこのアイディアがあまりにも、素晴らしいと思い、保護者の方の許可を頂き、紹介しました。

黒いタオルでなくても、すでに、墨で汚れてしまったタオルを使用してもいいし、手についた墨を落としてから、帰宅できるので、
「ただいまー」
と、ハグしてくる子の手を気にする必要もなくなるかもしれません。

時々、お迎えのおうちの方に、受講生がハグしようとしているけれど、大人は墨が付いていないかが気になってしかたなく思わず手をチェックされる方々には、特におすすめです(笑)

お気に入りのハンカチやタオルが墨でよごれないためにも、おすすめのアイディア小道具です。

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