先週末、少し時間をとって、筆を運びつつ、気づいた。
二層紙、三層紙を使ったことがある方は、ご存じだと思います。
筆と紙面がすりあった音。
筆が紙の上を走る(すべる)音。
心地よく、墨が紙に含まれていく、感覚。
まったりと、ゆったりと、重厚に時間が流れるように感じられ、
それは、濃いめのコーヒーとほろ苦いチョコで癒されるようです。
調子にのって、絵を書いてみたり、
調子にのって、詩を詠んでみたり、
文字を加えてみたり。
しかし、気を抜くと、筆を紙にとられてしまう。
つまり、筆が紙に束縛されるように、全く思うように動かない。
だから、集中する。
そして、ぐったりする。
それでも、楽しいのは、不思議です。
本当に書道って、なんなのでしょうね。