新型コロナウイルス感染症対策

コロナ禍のお稽古で思うこと

新型コロナウイルス感染症対策
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昨年の今頃、何だか嫌な空気が漂い始めました。
そして、3月、大阪では学校休校。それに伴い、きょうほ書院もお休みとなりました。

今振り返ると、貴重な時間だったとも思いますが、その当時は、バタバタしていました。
初めての事態に

「マスクがない」

「トイレットペーパーがない」

「消毒が足りない」

「アルコールがない」

いつもとは、丸で違った様子でした。

ようやく、品質度外視、無いよりあった方がいいと購入したもの。高くても、仕方がないと購入したもの。

ようやくお稽古を再開したと思ったら、
今度は、4月緊急事態宣言でした。


再びお稽古を休むことになりました。

たくさんの方から、

「継続して欲しい」
と、言っていただけたことは、本当に幸せなことでした。


±ゼロの原則
私が勝手に名付けていますが、マイナスがあれば、必ずプラスがあることをそう呼んでいます。


お稽古を再開し、新しい会員の方を迎えました。
まだ、マスクを外したお顔を拝見していない方もおられます。

昨年終わりごろ

きょうほ先生
きょうほ先生

年が明けて、数日たったら、まちがいなく、600人超えるよ。

受講生
受講生

そんなに増えます?

きょうほ先生
きょうほ先生

私は、占い師じゃないから、あくまで予想だけどね

実際、600人を超え、自粛要請。。。。。今度は、書道教室は、自粛対象から外れましたので、お稽古を継続できました。

今年に入り


今も、いつも通り、お稽古していますが、子供たちに少し変化がありました。

それは、抑えきれないストレスが吐き出される瞬間に出会うことが増えたことです。

うろうろ君
うろうろ君

こんにちはーーーーーー
普段なら、そのまま、着席するはずが、うろうろ
うろうろ
室内を一周して、着席

ぶーぶーさん
ぶーぶーさん

まるで、赤ちゃん返りのように、甘えてしまっている子。
何でも、質問しなきゃ、落ち着かない。
静かだけど、質問し続け、何度も、自分の座席と私の席の間を
行ったり来たり

ぺしゃりこ
さん

とにかく、話を続けたい。
言葉が次から次と・・・・・・
やめられない、止まらい、
しゃべり倒す。

きょうほ先生
きょうほ先生

はい、はーい。
うん、うん。

・・・・・
もーえーねん。

早く人間になりたーい。
じゃ、ないけどね。

早く、普通の暮らしがしたーい。


当たり前の日常を取り戻したいと思っていたことが、今、少し、また、少し、書き換えられているような気がしています。

それは、一年も続くコロナ禍で、不自然だった日常が、当たり前の日常になりつつあるということ。
新しい生活様式は、確実に私の日常になりつつあります。

すでに、ニュースタイルで生活することが当たり前になっている、今の自分に驚いている自分。

んー。
みなさんは、どうですか?

コロナ禍で、心の豊かさを保ててますか?

私は、逆境に強いタイプだと、今回、再確認しました。
向かい風が吹いている方が、戦闘モードに入りやすいのでしょうねー。

受講生の中には、
うつっぽくなった方。
精神的にしんどいって悲鳴。
なんとなく、やる気がでない。
等々

深刻な悩みを抱えた方もおられました。
そういった場合、私は、励ましませんよ(笑)

そう言われると、しんどくなりますよね。
私だったら、そうなので~。

同調しながら、話を聞きますが、嘘はだめだと思っているので、何でも、わかったふりは、しません。
嘘って、後でバレますよね。
でも、ほんの少し、笑っていられる余裕を持てるといいなーと思います。

いつも、四六時中。
案外、難しいですが、私は、そうありたいと思っています。
2020年からの一年は、笑えない日もたくさんありましたが、
今日も、
明日も、
明後日も、
今年も、
来年も、
再来年も、
ゆっくり、急いで、笑って過ごしたいですね。

ゆっくり、急ぐのは、私だけかもしれませんが~。
今、めっちゃ忙しいので(笑)

兎に角、笑うこと。そして、芸術的なものに触れること。
音楽でも、絵画でも、そして、書道でも。

文化的要素が日常にあるということは、その人の心を確実に豊かなものへ導きます。
困難を目前にしたとき。
心がカラッぽになったとき。
折れそうなギリギリのとき。

何かひとつでいい。
文化や芸術を身近なものにしている人と、そうでない人との差は、大きいように思います。