コロナ一年を振り返って
コロナウィルス感染症が広がり一年。
みなさんは、どんな時間を過ごしましたか?
きょうほ書院では、コロナ禍でアシスタントが大学卒業と共に一人去り、新たに二人のアシスタントを迎えました。
前アシスタントには、前々から、引継ぎをお願いしていたのですが、コロナウィルス感染症拡大防止対策の為、自粛要請を受け、一時休業したため、新アシスタントに引継ぎができませんでした。
そんな中でアシスタント業務スタート。
新たな宝
前アシスタントも学業と両立しながら、他のバイトを掛け持ちしながら、本当にいろいろと気がつくアシスタントで、頼もしい存在でした。
そして、新アシスタント両名は、前アシスタントとは、異なる能力を発揮してくれています。
若さあふれる成長盛りの学生アシスタント。
主婦目線で子供たちを見守ってくれるアシスタント。
異なる着眼点をもって、業務をこなし、それぞれの目線から、発せられる意見には、感動すら覚えます。
あなたには、宝ものがありますか?
今の私は、はっきりと言い切れます。
「あります」
実は、私は、ずっと、怖かった。
「きょうほ書院でクラスターになったら、どうする。」
「感染者が教室に出席していたら、何をすべきか。」
「自分が感染源になったら、どうするべきか。そうならない為に、どのように過ごすか。」
何度も、眠れない日を過ごしながら、何度も、アシスタントの存在に心を救われました。
何度も、受講生の方々の存在に、奮い立たせられました。
私は、友人、知人を含め、出会いに本当に恵まれていると、心底そう思います。
本当に、自慢できる宝ものです。
時々、こんなに幸せでいいのか???と、思うほど、人との出会いに恵まれています。他力本願ですが、人生、ここまで、出会いに恵まれてきたのだから、ある意味、私の強みと言い切っていいんじゃないかとすら、思うのです。
感謝
この一年。どれほど、雑巾でテーブルやイス等を拭いたでしょう。
一人立つごとに、拭くのですから、一日の稽古で何十回・・・???
そのうち、私が拭いたのは、わずかです。ほとんど、アシスタントの方々が拭いてくれています。
本当に、効果があるのだろうか。。。と、よぎる気持ちを抑えて、拭いています。
ハンドクリームは、足りたのだろうか?
手荒れ、冷え、気になりながら、アシスタントの方々に
「休んでね」
そう言えたらいいのですが、今は、その一言を発することも出来ず、感謝しかない。
「雨ニモ負ケズ」の精神
人は、自分が思っているより、弱いものです。
そして、同時に、
自分が思っているより、強いものです。
それは、私だけではなく、誰もがそういうものだと、私は、思います。
私を奮い立たせるいくつかの詩や言葉があります。
「雨ニモ負ケズ」は、その一つです。先日、小学生の受講生が、そらんじていたので、少し、おさらいしておきましょう。
「そういうもの」に、私は、なれるのだろうか・・・・・いつも考えさせられます。
雨ニモ負ケズ
宮沢賢治詩「雨ニモ負ケズ」より
風ニモ負ケズ
雪ニモ夏ノ暑サニモマムヌ
丈夫ナカラダヲモチ
慾ハナク
決シテ瞋ラズ
イツモシヅカニワラッテヰル
(略)
ホメラレモセズ
クニモサレズ
サウイフモノニ
ワタシハナリタイ
慰労会そして、新たな取り組み
大阪の自粛要請解除を受けて、先日、アシスタントの方々の慰労会をしました。
小松菜のスムージーは、甘みがあり、後から小松菜の香りが追いかけてきました。見た目にも女子力UP。
感染防止のアクリルボードは、透明でも、やっぱり、人との分断を感じましたが、今は、仕方がありませんね。
写真を撮っていたら、インスタの話になりました。
随分、以前から、インスタ始めましょって話、あったんですよね。
若い二人の力添えあって、ようやく、インスタはじめました。
オフィスに置いている書道道具をあれこれ、UPしたり、今後は、教室での写真もUPする予定です。