夏休み期間中は、少しゆとりをもってお稽古できるので、
教室では、毎年、夏の自由研究と題して、様々な教材を利用し、
作品にしています。
毎年、扇子が一番の人気でしたが、
今年は、残念ながら、これまでの金額で教材を入荷できず、
扇子の提供をあきらめました。
二番目の人気教材は、うちわ。
これは、年齢の小さい子供たちも、気軽に挑戦でき、
小学校の宿題にもなるので、挑戦する人が多いようです。
これも、今年は、これまでの金額で教材を入荷できず、
在庫の範囲内でのみの提供になりました。
三番目の人気教材は、ペンでつくるはんこ。
子供たちの好奇心は、
「見たい」
「さわりたい」
「やってみたい」
が基本です。
大人の社会で使用されているはんこを
自分の手で、安全に作ることができるとなれば、
興味がわくのは、当然かもしれません。
ペンでつくるはんこは、完成したら、
書道作品を押すことができます。
作品に印を押すことは、
その作品に責任をもつことになります。
私から、子供たちの様子を見ていると、
印を押した作品は、これまで名前だけを書いていた作品より、
大人になった気分になり、
自分の作品を誇らしく思っているように伺えます。
今年も、さまざまな挑戦、楽しみですね。