つれづれなるままに

リズムと書道

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筆で文字を書くことと、リズムが関係すると言われても、
なかなか実感できないかもしれない。

書を学び、慣れてくると、
書を観る機会が増えてくると、
書にリズムを感じられるようになります。
ご自身で書いておられるとき、
先生の書きぶりを見ているとき、
よい書作品に出会ったとき、
それは、様々な場面で感じられるはずです。

先週、大阪では、「大阪クラッシック」というイベントがありました。

気軽にクラッシック音楽を楽しめるので、
友人の誘いもあって、今年も足を運びました。

音楽に合わせて、いろいろな古典が頭に浮かぶ。
それは、日頃、書いているときのリズムと似ていたり、
音楽のイメージと古典のイメージが重なるからだと思います。

どの音楽とどの古典が結びついたのか、あえて書きませんが、
書を学んでおられる方には、同じような体験をお持ちの方もおられると思います。

伝統的なものが有する品格、
質の高い芸術には、必ず共有する何か、
言葉では言い表せないものがあるように思います。
そう思うのは、私だけでしょうか。

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