つれづれなるままに

手書き文字の楽しみ

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文字を書く作業をしなくなった方も多い一方で、
文字を手で書き、その世界でたったひとつの個性ある字に魅力を感じたりしながら、楽しむ人が増えています。

なぜ、手書きされた文字に魅力を感じるのでしょう。

やはり、手書きされた文字をみて、書かれた誰かを感じたり、見知らぬ誰かが書かれた文字であっても人を感じるのではないでしょうか。

一言でいうと、温かみを感じる。
そういうことが魅力の一つだろうと思います。

きれいに書けることも大切ですが、
心のこもった字を書くことは、
きれいに書く以上に大切だと思います。

自分で書いた文字を見て、ほれぼれする人は、
多くはありません。

あなたが、誰かの文字に魅力を感じても、当の本人は、案外不満足でいるものです。

文字を書くという単純なことに、これほど人が思い入れをもつのは、
日本で使われている文字そのものの造形的魅力も相まって、
私たちは、楽しみを得ているのではないでしょうか。

この文化を生んで下さった先人たち、
この文化を今に継承して下さった先人たちに、
感謝!!

時々、私は、そんなことを思う。
そして又ひとつ、心を豊かにいられるような気がしています。