書道道具について

夏のお約束 硯のお手入れ

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毎年、夏になると、硯の手入れをする。
今年は、来月になりそうだ。
具体的なお手入れは、念入りに洗って砥石を丁寧にかけること。

私は、毎年、夏のお約束のように、硯を念入りに手入れする。
理由は、簡単である。
単に、水が冷たくないからだ。
冬に手入れする場合、硯は石だから当然ながら、冷たい。加えて、水も冷たい。そうすれば、当たり前だが、手がしびれる程、冷たくなるので、ついつい、手入れがおろそかになってしまうからだ。

ていねいに砥石をかけた硯で、ゆったりとした気分で、墨を磨り、盆を迎え、時間がある限り、臨書にあけくれる。
例年の習慣。

気持ちいいものですよ。

筆の補修や、磨って小さくなった墨を継いだりもする。

年々、そういう時間が取りにくくなっているが、お盆休みくらいしか、ゆっくりと時間をとれないんですね。

いつかゆっくりと、写真撮影でもしながら、紹介できるように、考えてみます。

最近は、硯に砥石をかけることを知らない人が増えすぎたように思いますし、指導者の人でも、砥石をかけた経験すらない人も増えてきたようですから・・・。

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