つれづれなるままに

書写と書道、習字

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書写は、中学生以下が学校で国語科の一部として学ぶものです。
書道とは、とても範囲が広く、芸術としての書道も含めたものをいいます。書道を狭くとらえ、書写を含まないと考える方もいますが、一般的には、書写を含むと考えられています。

私が子供のころは、「習字」「お習字」って言ってたよー。

そうですね。
かつては、書道教室より、習字教室またはお習字教室が一般的だったこともありました。

「習字教室より、書道教室の方がレベルが高い。」
「習字教室は子供だけで、書道教室は大人も習うことができる。」

一時期、そんな言葉を耳にすることが多くありました。

実際のところは、教室によると思います。
レベルの差を何ではかるのか、難しいですね。保護者の方にとっては、とても気になるところですね。
「○○ちゃんが上手になった。」
「○○くんは、字が上手いので、聞いたら○○書道教室だった」
いわゆる口コミが一番頼りになるのかもしれません。

子供と大人を教えている習字教室もあれば、子供しか対象にしていない書道教室もあります。
受講者の年齢で「習字教室」か「書道教室」と判断されるのは、違うように思います。

習字という言葉は、書道のように書美を追及するのではなく、字を習うことの方がより高い目的です。

ただ、それらのことばを厳密に使い分けている人は、そう多くありません。
書写と書道については、学校教育でも明確に区別しています。
書道は、高校からはじまる教科で、国語科の一部ではありません。

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