昨今、急に「美文字」という言葉を耳にするようになった。
美文字とは、美しい文字の略称なのでしょう。
どんな文字が美文字になるのか、ルールや定義が確立されているものではない。
とても、主観的なもの。
としか、表現しようがない。
Aさんは、ある文字をみて、「美しい」と感じた。
Bさんは、Aさんと同じように「美しい」とは、思わない。
そういうことが、おこることもあります。
書に携わるものにとって、美文字とは、それくらい曖昧なものである。
なぜなら、通常、伝統的な書を学んでいるものにとっては、書美の裏付けとして、書道理論や書道史がある。長い歴史の中で、踏襲されてきたものを書美の根拠としている。
しかし、「美文字」には、それがない。
来月、墨歩会では、大阪市立総合生涯学習センターで実施される総合フェスタ2016において、「美文字アンケート」を実施することになった。
出来るだけ、多くの方にご参加いただき、どんな文字をみて、美文字と感じておられるのかをアンケート調査する。
結果が今から、楽しみでならない。
アンケートを実施する会場
大阪市立総合生涯学習センター ギャラリー
実施団体
墨歩会(大阪市総合生涯学習センターネットワークラボ登録団体)
実施日
2016年11月23日
お近くの方、お時間のある方、ぜひご参加ください。