2015-06

つれづれなるままに

早すぎる半年 選択の積み重ね

「年を重ねるにつれ、一年すぎるのが早くなるよ。」いつだっか、誰かから聞いた。今年は、もう半年が過ぎた。驚くばかりだ。お稽古に来られている人生の先達方に聞くところによれば、そのうち、一年単位ではなく、五年単位、十年単位で、時間が流れるという。...
一般

篆刻(てんこく)

日常的に篆刻をしているわけではないが、書道をしている人並みに私も篆刻をする。篆刻(てんこく)とは、印材に篆書(てんしょ)を刻すことが一般的であるが、篆書に限らず文字を刻することも含まれる。多くの方は、姓名印を思われるかもしれないが、彫る文字...
つれづれなるままに

帰って~

書道教室というと、親に行かされるイメージを持たれる方も少なくない。にも関わらず、近頃の小学生は、本当に熱心に通ってくる。一方で、うるさい子は、本当に口が減ることがない。あまりのうるささに、「もー、練習しないのなら、帰ってよ!!」「辞めてもら...
書道について

清書をする

子供の書道では、練習と清書を繰り返すことが多い。きょうほ書院の教室でも、子供書道は、練習と清書を毎月繰り返している。「今日、清書?」「清書」と、答えた日は、観念して清書に精を出し、「ちがう、練習」と答えた日は、「やったー」とはりきって練習し...
一般

古典を学ぶ楽しみ(臨書の魅力)

書道の楽しみの醍醐味は、臨書にあると、私は、そう思います。確かに、私にとっても、創作の楽しみはありますが、古典を学ぶ楽しみの比ではありません。書道基本用語詞典 中教出版によると、臨書とは、古典(古人のすぐれた筆跡)をみて書くこと、また、書い...
書道鑑賞入門

董其昌(とうきしょう)

先日、大阪市立美術館へ行きました。この数年5月には、寧社書作展に足を運び、充実した時間を過ごしていましたが、今年は、きょうほ書院書道展2015と会期が重なり、行けなかったことが原因で、「なんだか物足りない」と、焦ったからです。それでも、あま...