2014-07

つれづれなるままに

今井凌雪 人と書のすべて

先週末に、今井凌雪 人と書のすべて 東京展に足を運んだ。奈良展では、あまり時間をとれなかったので、今回は、ゆっくりと拝見。東京国立博物館で開催中の台北故宮博物院━神品至宝では、孫過庭 書譜を拝見。今井先生の命日には、よく足を運ばれた中華料理...
つれづれなるままに

字形と線質

字形とは、文字の形のこと。これは、書道を学んでいるか否かに関わらず、多くの方が見分けることが出来る。これに対し、線質とは、文字の点画の線の質のことだが、これは、書道を学んでいても、なかなか理解できず、見分ける眼を持つまでには、相当の習練を積...
つれづれなるままに

書道教室の助手になる。

運営している書道教室で、子供たちの中には、将来、「書道の先生になりたい」と言う子供がいる。中には、高校生になったら、「バイト助手になりたい」という子供もいる。「助手」という言葉を覚えられず、「しょしゅ に なりたい」と、あどけない声が聞こえ...
つれづれなるままに

書道の紙のこと

びっくりする話を聞いた。私は、作品を書くとき、好んで二層、三層の紙を使用する。表具するのに、これまで全く問題なく過ごしてきたのだが、最近の紙の中に、劣悪な二層、三層の紙があるらしい。表具は、まず裏打ちと言って、作品紙の裏に紙を貼り合わせる。...
子供書道

夏の自由研究

夏休み期間中は、少しゆとりをもってお稽古できるので、教室では、毎年、夏の自由研究と題して、様々な教材を利用し、作品にしています。毎年、扇子が一番の人気でしたが、今年は、残念ながら、これまでの金額で教材を入荷できず、扇子の提供をあきらめました...
書道鑑賞入門

争坐位文稿(そうざいぶんこう) 顔真卿(がんしんけい)

争坐位文稿(そうざいぶんこう)は、争坐位稿(そうざいこう)としても、広く知られています。下 写真 中国書法名品展図録より顔真卿(がんしんけい)の楷書として、顔勤礼碑を紹介しました。顔勤礼碑の記事今回は、顔真卿の行書です。様子が随分違いますね...