2015-03

お手本

字を集める 集字(しゅうじ)

「しゅうじ」と言えば、通常、まず、「習字」が頭に浮かぶでしょう。書道作品を制作する際に行う「集字(しゅうじ)」を知っている方は、ある程度専門的に書道を学んだ方か、伝統的な書道の指導を受けた方に限られるように思います。私自身も、子供の頃は、お...
つれづれなるままに

書道の道具選び

こんなことを言ったら、ほとんどの人は、驚くだろう。書道の道具は、身分不相応なものを選べ!道具選びについて、故 今井凌雪先生に尋ねたことがある。「先生は、御著書で道具は、身分不相応なものを選んだ方がよいと書いておられますが、私のようなもの(当...
つれづれなるままに

感受性

先週、出稽古に向かう途中、車窓から雪が見えた。あっ、この景気。見慣れない。私は、考え事をしているうちに、乗り過ごしていた。あわてて次の駅で乗り換え、いつもの駅で下車。駅から、キャリーを引いていることもお構いなしに、猛ダッシュ。小学生とすれ違...
子供書道

鉛筆を忘れた子をおこらないのは、なぜ?

もうすぐ桜が咲く季節がやってくる。今年も、問われるだろうなぁ。「鉛筆を忘れた子をおこらないのは、なぜですか?」新一年生、新二年生あたりの小学生から、毎年、この質問がある。忘れ物をした経験がある小学生は、顔を赤らめ、いつもより頭を深く垂れて鉛...
天満・堀川教室

書道作品を仕上げる意味

現在、きょうほ書院 福島教室、天満堀川教室では、5月の展覧会用作品のお稽古もしています。様々なお稽古事に発表会や検定試験などの区切りがあるように、書道では、書道展がある。書道のお稽古をしている者にとって、書道作品を仕上げることは、日頃の成果...
つれづれなるままに

呉昌碩(ごしょうせき)

呉昌碩(ご しょうせき)と言えば、書を学ぶものにとって、一度や二度は、聞いたことがあるだろう。wikipediaには、彼の代表作品画像が並んでいる。合わせてご鑑賞ください。画像 呉昌碩印譜 上海書画出版社発行上の画像は、90年代初めの頃に買...