2015-07

書道道具について

夏のお約束 硯のお手入れ

毎年、夏になると、硯の手入れをする。今年は、来月になりそうだ。具体的なお手入れは、念入りに洗って砥石を丁寧にかけること。私は、毎年、夏のお約束のように、硯を念入りに手入れする。理由は、簡単である。単に、水が冷たくないからだ。冬に手入れする場...
子供書道

夏の自由研究

書道の世界に幅があることを知って欲しいなぁ~書道教室で小学生の受け入れを再開したとき、強くそう思った。一般の人が真っ先に頭に思い描く書道の世界は、あまりにも狭すぎる。小学生も夏休みは、時間がとれるかなぁ~。きっかけは。そこでした。篆刻の入口...
つれづれなるままに

小学生の夢

古い資料を探していた時に、小学生の頃、「書道教室の先生になりたい」と、書いた作文が出てきた。ふと、考え込んだ。今、書道教室を運営し、「書道の先生になりたい」と言っている小学生が在籍している。現実にするかどうかは、今後の長い時間の中で様々な経...
つれづれなるままに

無限に広がる想像力

先日のお稽古で、年長さんの二人が話しているのを、盗み聞きした。墨歩子供書道入門の「書の歴史」の漢字には、すべてルビがふってあるので、二人で読もうとしていた。そのうち、金文の説明に掲載されている青銅器の画像を見て、想像力のスイッチが入ったよう...
書道鑑賞入門

鄧散木(とう さんぼく) 篆刻

これまで書道鑑賞入門では、古典を中心に紹介してきたので、近代の作家作品の紹介は、はじめてかもしれませんね。鄧散木(とう さんぼく)は、1898年生-1963年没の書家であり篆刻かとして知られている近代作家です。彼の篆刻作品の力強さと布字のセ...