呉昌碩(ご しょうせき)と言えば、書を学ぶものにとって、
一度や二度は、聞いたことがあるだろう。
wikipediaには、彼の代表作品画像が並んでいる。
合わせてご鑑賞ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%89%E6%98%8C%E7%A2%A9
画像 呉昌碩印譜 上海書画出版社発行
上の画像は、90年代初めの頃に買い求めた印譜からUPしました。
この印譜を購入した頃、印を刻しなれていないこと、
多くの良印を観る機会に恵まれながら、あまり鑑賞しようとしていなかったこともあり、ちゃんと観ようと購入したことを今もよく覚えている。
私は、篆刻に関しては、ほぼ独学であるから、
大それたことを言う気もないが、
画像の右上の印に昔から魅かれている。
だったら、摸刻すればいいものを
まだ、手を出す気になれずにいる。
そろそろ、刻してみるかなぁ~。
そんな気もする。
落款印は、書道作品の紙面上の紅一点のように、
作品を華やいだものにする効果がある。
自ら刻した印を書道作品に押すことは、
はじめは恥ずかしい気もするが、
篆刻は、やってみると楽しいものである。
石に何度も刻してみると、感じられる方も多いと思いますが、
余白の取り方、字坐を学ぶいは、最も合理的な手段となると思います。
加齢と共に手元が見えなくなると聞く。
手元が見えなくなってきても、最近は、様々な道具が補助してくれるので、年齢を問わず篆刻を楽しむ方が増えているようです。
私は、猶予期間が延長されたと安心していていいのだろうか。
「今でしょ」ではないが、
まっ、ぼちぼち摸刻してみましょうかねー。