お手本オンラインでの対応【ZOOM】コロナ対策

お手本の使い方。手本と見本。

お手本
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現在の新型コロナ対策期間のオンラインのお稽古では、プリントアウトした手本を手元に置いて、いつものように書けるとは、限りません。

みんな様々な工夫をしてでも、お稽古しようとしている姿をオンラインで画面越しに見ていると、ほほえましく、また、うれしくなってきます。

タブレットを横に置いて、または、スマホで見ながら書いています。オンラインで画像を共有することもあります。

手本画像を共有すると、みんなが、画面を必死で見ているのが、正面からカメラに写って見えるので、真剣な眼差しに心を打たれます(^^)/

本来は、お手本は、半紙の左側において書くものですが、今、そんなことを言っている場合では、ありませんね。
臨機応変に様々な工夫をすることを小さいうちに体験したことは、将来、きっと、何かの役に立つ時がくると思います。

手本と見本 どっちが正しい?

さて、時々、お手本を見本という人がいます。
見本は、サンプルに過ぎません。見て習うものに対して言う言葉ではありません。残念ながら、小学校の先生も「見本をよく見て書きなさい。」と、言うそうです。小学校の先生が、手本と見本の違いを区別して、合えて見本という言葉を使っていると、仮定するならば、その見本の意味は、作品例ということなのかもしれません。

書道では、習うために使用するものは、見本ではなく手本というのが正しいです。ただし、生徒さんから、「手本かいて」と、言われると、少しびっくりする書道の先生は、少なくないかもしれませんね。そこは、「お手本」と、言うべきかなぁと、個人的には、思います。

書道界は、やはり、古いです。伝統的なお稽古事、習い事のひとつですから、先生の中には、手本を見本と言っただけでも、気に障る方もおられます。若い先生なら、まだしも、少し注意が必要かもしれませんね。

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