オンラインでのお稽古は、私自身も参加者も少しずつ慣れてきましたね。
画面上での添削で可能なことを取り入れながら、静かな時間を共有していると、非日常の世界も日常になっていく気になります。
書道は、習い事、お稽古事の中でも、超がつくほどのアナログです。今の時代に筆を当たり前のように使うのですから、誰もそれを否定する人は、いないでしょう。
その超がつくほどアナログの書道と、パソコン、タブレット、スマホとが同時進行するのですから、何とも不思議な書道です(笑)
zoomルームでは、受講生から、「できました」「書けました」の声が聞こえてきたり、手を挙げて意思表示する受講生もいて、添削中のみ、添削されている人はミュートを解除するってことも、容易にできるようになりました。
私たちは、一見すると少しずつ、ステップアップしているようですが、少々、荒修行のような気がしていました。
が、しかし、
小学生から十代の受講生とオンラインでお稽古していると、そうでもないなぁーと実感します。若い世代は、すっかり、取り入れてしまったようです(笑)
もう、戸惑いは、ないように思えます。
新型コロナの影響で、オンライン会議だけでなく、今、多くの方の日常に、オンライン飲み会、オンラインデート、オンライン食事会、オンライン家族会などがそれぞれの生活に入り込んできました。
オンラインの習い事も多くなりましたね。
学校の授業も、生徒さんたちの環境が整えば、オンライン化が進むことと思います。
今、私自身が思うことは、オンラインもありだということです。
そう思うと、オンラインでしかできないことも、少なくありません。
今後は、それをどのように、現実のものとすることが出来るか。今、与えられた時間を有効に活用し、皆様によろこんでいただける形にしたいと思います。
