今まで生きてきた中で、こんなに外出制限を受けたことがあったでしょうか?
答えは、NOです。
軽い感じで、「お家で過ごそう」と言っても、誰も数か月前まで、想像もしなかったことが、現実となった今。
怖い・・・
信じられない・・・
不安が、次から次へと、頭に浮かんでは、かき消し、また浮かぶ恐怖と、戦っていますよね。
みんな、同じです。
みんな同じとわかってはいても、何かをしていなければ、平常心を保つことが難しくなりつつあります。
自宅にいる時間が長くなり、イライラも募ります。
イライラ感をどこかに、当たりたくなります。
政府ですか?
家族ですか?
今のイライラを何にぶつけても、何も変わりません。
少しでも、前を向いていられることが必要ですね。
マスク作りも、ひとつの手段かもしれません。
普段、作れなかったお料理に挑戦することも、いいかもしれません。
こんな中、お仕事に出かけなければならない方は、不安の連続のことでしょう。
私は、今、マスクを作り、水を飲むようにしています。
水を飲むと、少し、すっきりします。
歌をうたう。音楽は、人の心を和ませます。
書道が好きな方は、字を書いてください。心が落ち着きます。
墨を磨ってください。芳醇な香りに包まれます。
絵を描くことが好きな方は、絵をかいてください。
そう、何かに集中する時間がきっと必要なのだと思います。
芸術は、人の心を穏やかにします。
自ら筆をとったり、楽器を手にしなくても、鑑賞するだけでも、いいのです。
あなたの感性に刺激を与えてください。
きっと、少しの間かもしれませんが、ほっとする時間を持てると思います。
それでも、解消できない時は、無理やり笑ってください。
笑えないなら、声のトーンを一段階あげてみましょう。
そして、
背筋を伸ばそう。
両手をぐっと上にあげて、天井を見よう。
そして、息をふぅーっと、吐いて、吐いて、吐ききったら、自然と新しい空気を体全体に取り込めるはずです。その時の腕は、自然に動かしてください。ぐるっと回してもいいでしょう。
「深呼吸しましょう。」
と言われると、人は、吸うことから始めてしまいます。
しかし、今は、吐くことが先です。
これは、私の友人の太極拳の師範からのアドバイスです。
私は、いつも、姿勢が悪くなった時、悪くなっている受講生に、肩に力を思いっきり、入れて、これ以上、力を入れられないくらい入れたら、一気に力を抜こうとアドバイスしています。
これ、簡単に肩の力が抜けますよ。お試しあれ~。